フラット35 楽しい人生のための住宅ローン返済を考える
4.返済期間は短縮しない |
フラット35の最大の特徴である、35年。金利の面だけで考えると、長期のローンは支払額が増えて損をすると言うのが大方の見方ですが・・・。
1.住宅ローン以外の固定費用も高額
2.ボーナス払いは20%程度をめやすに
3.繰上げ返済はしない
4.返済期間は短縮しない
5.繰上げ返済しないためには
6.住宅ローンとは時間の購入である
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返済期間を短縮しないことの理由は、前ページのフラット35住宅ローンは繰上げ返済はしないの理由と同様です。
フラット35は超長期の住宅ローンであることが最大の特徴。この期間は想像以上に長く、大部分の方はこれまで生きてきた人生と同等の長さがあるはずです。そんな超長期間、住宅ローンと付き合っていくのです。当たり前ですが、これまでの人生の期間と同等以上の「生きていくことに対するリスク(加齢によるリスク増)」が存在してきます。
このリスクは普通に生活している以上、誰しもに平等に存在し、期間が長ければ長いほどリスクは増していきます。繰上げ返済を行うことによって返済金額が得をすると考えるのは、あくまで完済できることが前提になります。しかし、このリスクが存在する以上、必ず完済できる保証はどこにもありません。
これらの内容は前ページの繰り返しになってしまいますが、繰上返済することが全てのケースにおいて、金銭的に得をするわけではなく、更に繰上げ返済を行った上で期間短縮を考えるのは、「生きていくことに対するリスク」の低い年齢の間に注力して返済することと同じ意味になり、せっかくかけている保険やリスクに対する備えをもっとも必要としない期間に頑張って返済することを意味するのです。
世の中では、繰上げ返済が得する得すると言っていますが、本当にそうなのでしょうか?繰上げ返済、期間短縮は得するという常識?(全てが間違っているわけではないのですが)は、金融機関や保証会社にとっては非常にありがたい考え方ですが、利用者にとっては自ら苦しい道を選択しているような状況にもなりえる考え方なのです。
考え方は人それぞれですが、少なくとも利用者の立場に真剣に立って繰上げ返済を拒否するという選択肢をじっくり検討しても良いはずです。これから先の時代、年金も満足に受け取ることができなくなることすら懸念されている状況です。自分達の資産を自分達のためにガッチリ貯めて、繰上げ返済は敢えてせずに住宅ローンと同等以上の利回りを目指して資産形成を考える道もあるのではないでしょうか?そうすればいざというときも安心できますし、必要であれば繰上げ返済も行えます。
自分と家族にとって、もっとも住宅ローンを活用できる方法を探し、時には資産運用、時には繰り上げ返済と柔軟行えるようなスタンスが一番重要なのだと思います。
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